インプラント ４つの安心
ほんの一昔前まで、インプラント治療は確実性に乏しく、非常に高額な治療費がかかる治療法で、一部の専門医療機関でのみ行われてきました。
しかし、このインプラント治療は現在では、適応・術式さえ守ればとても確実性の高い治療法となり、多くのインプラントメーカーの出現で、インプラントのパーツが安価に手に入るようになり、以前より治療費を下げることが可能となりました。
このようなことから、インプラントは特別な治療からごく当たり前の治療法に生まれ変わりました。
しかし、多くの方々がインプラントに対して以下のような不安を抱かれているのではないでしょうか？
- インプラントは高いと聞いているけれど、一体いくらかかるのかわからない。歯科医院の料金表を見ても、全部でいくらかかるのか不安である。
- 以前入れたインプラントが感染して、顎の骨が腐ってしまったという話を人から聞いたけれども、本当にインプラントが入ってから何のトラブルも無く過ごせるのか？
- インプラントの手術はすごく痛いのではないでしょうか？家に帰ってからもすごく腫れてきたり、血が止まらなくなったりしないでしょうか？
当院では皆様に「４つの安心」をご提供いたします。
■安心その１： 「痛くない・怖くない手術と清潔な環境」
通常インプラント手術は1時間もかかりませんので、想像されているよりずっと早く終わりますが、患者様の不安を極力緩和していくため以下の取り組みをしています。
手術前の麻酔ですが、当院の痛みの少ない麻酔によって極力苦痛を感じさせないよう取り組んでおります。
それでもインプラント手術が怖くて踏み出せない方には、ウトウト眠くなりながらあっという間に終わってしまう感覚になる筋肉内鎮静を行っております。
また、血圧などを持続して測定できる生体モニターを設置しており、手術中の全身状態をリアルタイムで監視しながら行いますので安全です。
インプラント手術時に感染が生じないようすることも大切ですが、当院ではルミテスターによる拭きとり検査を行い衛生状態をしっかり管理しています。（写真：拭き取り前・拭き取り後）
■安心その２： 「ＣＴなど最新設備の導入」
同じ１本のインプラントを埋入するにも、骨の形・高さ・幅や骨質、血管や神経の走行などを十分踏まえたうえでインプラント手術を行わないと、失敗や術後後遺症を引き起こしてしまうこともありまが、従来はレントゲンを頼りでは骨や周りの構造物の状態が鮮明には把握できず、手探りの状態で手術を行っておりました。
当院では歯科用ＣＴを導入し、あらかじめ詳しく手術部位の構造を確かめた上でインプラント手術を行っています。
また通常、ドリルを使ってインプラントを埋入する穴を開けますが、骨の条件が悪いと思わぬ方向に進めてしまうことがありますが、ピエゾサージェリーを用いることで厳しい条件下でも安全に手術ができます。
■安心その３： 「わかりやすい料金」
当院では「検査」＋「インプラント手術」＋「かぶせ物」＋「消費税」全て込みで１本当たり￥３００，０００（税抜）です。しかも当院がインプラントで用いるかぶせ物「白い歯：ハイブリッドセラミック前装冠」も全て含めての治療費です。
ちなみによく見かけるインプラント料金の一例
広告では「インプラント１本あたり￥２００，０００～」、一見安いように見えます。
ところが治療を進めると「検査代：￥５０，０００」＋「インプラント手術料：￥２００，０００」＋「アバットメント交換料：￥５０，０００」＋「かぶせ物代：￥１００，０００」でトータル￥４００，０００になります。これにまた消費税がかかります。
このように、皆様が不安に感じられるわかりにくいインプラント料金も、当院ではトータルで１本あたり￥３００，０００（税抜）なので、ご安心ください。
・“インプラント治療の応用例”は“インプラント治療医の応用例”のページに移してください。
■安心その４： 「インプラント１０年保証」
当院で手術したインプラントは１０年保証をつけていますのでご安心ください。
しかしこの１０年保証には２点条件がございます。
１点目はインプラントの治療前の話になりますが、そのために、当院ではインプラントに適さない条件の場合、残念ですがお断りさせていただくこともございます。
また、長期安定性からインプラントの長さが確保できない骨量の場合は、オプション治療の骨造成をさせていただいております。
２点目は当院の定期健診システムに沿っていただくことです。
定期的にご来院頂いて、検診と口腔内清掃ならびに口腔衛生指導をさせていただきます。インプラントも自然の歯と同様に健康を維持するためにはどうしてもある程度手が掛かります。
では、実際のインプラント治療の流れを説明していきます。
■インプラント治療の流れ
１．「奥歯が無くて顎関節までおかしくなった」と来院された患者様です。右下奥歯が2本、抜けたままで、全ての歯の咬み合わせが崩壊してしまっています。
２．当初、インプラント治療に踏ん切りがつかれなかったため、取り外し式の健康保険の入れ歯を入れました。
３．しばらく入れ歯をお使いいただきましたが、入れ歯では満足に咬めず、インプラントを希望され、崩壊した咬み合わせ治療とセットでインプラント治療を行いました。現在では咬み合わせ・顎関節の状態も良くなりとても満足されています。
４．その後もきちんと定期的に健診と予防処置のためにご来院いただいています。