こんにちは、歯科衛生士の太田です!
5月に入り、一気に気温が上がり少し汗ばむ季節となってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて今回は、口呼吸とウイルスについてお話しいたします。
鼻には、鼻腔粘膜に生えている線毛の運動によってウイルスや細菌などの異物を排出する働きがあり、きちんと鼻呼吸をしていればウイルスに感染しにくくなります。
しかし、口呼吸になるとウイルスや細菌がダイレクトにのどまで届くうえ、のどが乾燥して活性化しやすくなります。
特に睡眠時は、口呼吸になりやすいので注意が必要です。睡眠時に鼻が詰まって口呼吸になるとのどが潰れやすくなり、いびきや無呼吸が生じやすくなります。
すると、脳の中枢から「呼吸が正常でない」という信号が出て覚醒反応が起こり、睡眠の質の低下を招きます。また、質の高い睡眠が十分に取れないと免疫力が低下し、ウイルスに感染しやすくなるという悪循環を招きます。
当てはまる項目があったら口呼吸になっている可能性があります!
◇口の中が乾きやすい
◇集中している時、無意識に口が開いている
◇唇が荒れている、唇が乾燥している
◇起床時に口の中が乾燥している
◇起床時にのどが痛い
口呼吸と口の乾燥の予防対策方法!
空気の乾燥を防ぐため、部屋全体の湿度をあげるのが効果的です!
ウイルスやカビ菌などの有害物質や花粉などを抑制できる、
加湿空気清浄機を使いましょう!
鼻呼吸をしてウイルス感染を予防し、睡眠の質を高めましょう!