こんにちは!歯科衛生士の太田です!
少し前まで真夏日和だったのが一気に秋らしくなってきましたね!
季節の変わり目なので、体調の変化にはお気をつけ下さい。
さて、今回はメタボについてお話しいたします。
メタボと略されるメタボリックシンドロームは内臓脂肪の蓄積により、動脈硬化や糖尿病につながる生活習慣病を引き起こしやすくなります。
現在、メタボの診断基準では内臓脂肪の蓄積が必須条件で腹囲(へその高さでの腹回り)が男性で85cm以上、女性で90cm以上とされています。
そして、血圧、空腹時血糖、血中脂質(中性脂肪、HDLコレステロール)のうち2項目以上に異常が認められるとメタボと認定されます。
メタボや肥満のある人には、歯ぐきがよく腫れたり、血糖値が高い人は歯が早く抜けたりと歯周病がひどくなる傾向があります。
しかし、歯周病が改善すると血糖値が下がったり、逆に血糖値が改善すると歯周病が軽減してくることも見られます!
肥満解消には食べ方の改善です!
食物は歯で噛み砕かれ唾液をはじめ多くの消化酵素や胃腸の働きで消化され少しずつ吸収されます。しっかり噛んで食べることは、満腹感が生まれ食べる量の減少と全身の筋肉を使うエネルギーの消費に繋がります!
しかし、砂糖のように消化が不要な食材はすぐに血液内に運ばれるので体に多くの負担がかかります。定期的に運動することも肥満予防になるのでウォーキングなども効果的です!
食欲の秋と言いますが、食べ過ぎには気を付けて、腹8分目を意識しましょう!
健康的な食事を自分の歯で一生食べていくためにも定期検診を受診しましょう!