こんにちは、歯科衛生士の太田です!
8月に入り、真夏の日差しがいっそう照り付けておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は女性ホルモンと歯周病についてお話しいたします。歯周病は女性の方がかかりやすい傾向にあることをご存知でしょうか?
女性は男性と比べてだ液が少なく、口の中が乾きやすくなりお口の中が酸性になり悪化しやすくなります。また、歯周病は女性ホルモンとも深い関りがあり、月経によって女性ホルモンのバランスは変化する事で歯肉炎を起こしやすくなります。
月経前に歯ぐきが腫れたり、口内炎ができるといった経験をされる方も多いのではないでしょうか?
※お口の中にいる歯周病菌の中には、歯と歯ぐきの間から少しずつ染み出してくる
女性ホルモンを栄養源として繁殖する種類もいる事が分かっています。
歯肉炎を起こしている部位は歯周病菌に侵されやすく、気づかないうちに歯肉炎が歯周病へと移行している場合があります。
そのため、手遅れになる前に定期的に歯科受診を受け、お口の中をきれいに保ちましょう!