こんにちは、歯科衛生士の橋本です。
真夏の日差しがぎらぎらと照りつける日が続いております…。
最近、私は冷やしたスイカにかぶりつくのが楽しみとなっております(笑)
今回は、酸蝕症についてお話しいたします。
酸蝕症とは食べ物や飲み物に含まれる酸により歯の表面(エナメル質)
がダメージを受ける事で、冷たい物がしみやすくなったり
むし歯になりやすくなることをいいます。
お口の中は、普段は中性㏗7前後に保たれていますが飲食物、胃酸の影響で
酸性㏗5.5以下になると歯が溶けやすくなりむし歯のリスクが高くなります。
飲食物の酸性度を把握しておくと歯を守るのに役立ちます。
●炭酸飲料㏗2.2 ●ワイン㏗3.4 ●スポーツ飲料㏗3.5 ●フルーツ㏗3~4
●野菜㏗4~6 ●肉・魚㏗5~6 ●紅茶㏗5.5 ●お茶㏗6.3 ●水㏗7.0
●チーズ㏗6~7 ●米・パン㏗5~7
酸蝕症を防ぐためには
① 酸性の飲食物を口にした後は水で口をすすぐ
② 酸性の飲食物をダラダラ食べない、飲まない
③ 歯質を強化するフッ素入り歯磨きを使用する
④ 寝る前、酸性の飲食物を控える
⑤ 歯の定期健診を受けましょう