こんにちは、歯科衛生士の藤田です。
11月も後半に入り寒さが厳しくなってきましたが体調管理には気を付けて
風邪予防してくださいね!(^^♪
さて、今回は妊娠中の歯科受診についてお話させていただきます。
妊娠中は、つわりや食生活の変化・免疫力の低下など様々な身体の変化から
むし歯や歯周病などお口のトラブルが起こりやすくなります。
放置しておくと、お腹の中の赤ちゃんへ歯周病菌が運ばれてしまい低体重児や早産へ繋がるなどのトラブルを招きます。
また保護者のお口の中がむし歯だらけだと、赤ちゃんにむし歯菌が定着してしまい大人になってもむし歯で苦しむことに繋がる可能性があります。
妊娠中は歯科治療ができないと思われているかもしれませんが、
むし歯治療や、歯周病治療など大半の治療は安全に行う事ができます。
しかし、妊娠中はレントゲン撮影を控えた方がよいため
むし歯の範囲や根の状態が確認できず不確実な治療となってしまいます。そのため妊娠前から歯科医院での定期検診が重要となります。
また、妊娠中は歯周病のリスクが高くなるため、普段以上に歯石取りなどの適切な口腔ケアを行い、食生活にも気を付けることが重要です!!