こんにちは!歯科技工士の菅原です。
早いもので6月も下旬に差し掛かりますね!皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近私は、ロバート・H・ラスティング医学博士の「果糖中毒」という本を読みました。果糖は肥満の最大の敵であり、食べすぎると様々な疾患を引き起こします。
果糖は果物に含まれ、単体ではブドウ糖より甘みが強いのでお菓子や清涼飲料水などの加工食品に多く使用されています。
果物には食物繊維やビタミンが含まれているので果糖の悪い部分を和らげることができます。しかし、加工食品に添加されている高果糖コーンシロップを直接摂取すると肝臓に蓄積され、アルコールと同じように代謝することで脂肪肝や肥満、高血圧などメタボになりやすくなるそうです。また食欲を抑えるレプチンが作用しないため満腹になっても食べ続けてしまうなど依存性も高いことが「毒の様にとても恐ろしいものだ!」と書かれてあります。
また糖尿病の親から生まれた、生まれつき脂肪細胞の多い肥満の乳児が増えていることも果糖中毒が引き起こしたことの一つということも書かれていました。
今や巷には有害な食品があふれており完全に逃れることは難しいですが、このようなことを知っていれば、おいしいからと言って食べ過ぎないように注意したり、食品を選ぶ事ができると思うので、自分の食生活を見直して健康な食事を心がけようと思いました。
専門的な内容が多く難しいところもありますが、とても面白く一気に読んでしまいました。