こんにちは!技工士の菅原です。
8月も後半に差し掛かり、まだまだ暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
天候不良で野菜も高くて大変ですが、しっかり食べて夏を乗り切りましょうね!
今回は、矯正装置のクラスプについてお話しさせていただきます。
取り外し式の矯正装置ではクラスプと呼ばれる金具を歯にかけることで装置を安定させています。
一般的にアダムスクラスプというクラスプが使われることが多く、調整が簡易で製作コストもかからないという利点があります。しかしケースにより十分な固定が得られず、装置が浮きやすいという欠点もあります。
現在当院では、クローザットクラスプというクラスプを多くの装置に導入しております。このクラスプは、アダムスクラスプよりも、固定する力がとても強いので、装置の効きが格段に良く、拡大装置に多く見られる、歯の傾斜移動が改善されるという利点があります。
しかし、制作コストがかかるのと、クラスプに強い力がかかるので壊れることもあります。
ですが、当院では歯科技工士が常駐しておりますので、数時間で修理することも可能となっております。
装置をお使いの方は、装置が痛い、壊れた、ゆるいなどの場合はお早めにご連絡ください!